移転しました
http://greeco-channel.com/

2010年05月04日

スバル:アルシオーネSVX, Alcyone SVX (2代目,CX#系)

画像はクルマ・ポータルサイト Goo-netより引用

alcyone_svx_data.jpg
参照年式1995/7


メーカースバル
型式E-CXW
車名アルシオーネSVX
グレードS4
お値段316.6万円


全長×全幅×全高4625×1770×1300mm
室内長×幅×高1810×1485×1075mm
トレッド前/後1500mm/1480mm
ホイールベース2610mm


駆動方式4WD
トランスミッション4AT
車両重量1590kg


エンジン型式EG33
排気量3318cc
内径×行程96.9mm×75mm
圧縮比10
吸気方式NA
最高出力240ps(177kW)/6000rpm
最大トルク31.5kg・m(308.7N・m)/4800rpm
使用燃料ハイオク
10・15モード燃費8km/L
JC08モード燃費-

bo/st比平均P・Sps/Lkg・m/Lps/kgprice/ps航続距離¥/1000km
0.7715m/s72.3ps/L9.5kg・m/L6.63ps/kg1.32/ps560km¥18750
↑なにこれ?と思われた方はこちらの記事へ

その他のグレード
参照年式1991/09/011991/09/01



型式E-CXWE-CXD
グレードバージョンEバージョンL
お値段333.3万円399.5万円



駆動方式4WD4WD
トランスミッション4AT4AT
車両重量1580kg1620kg



タイヤサイズ 前225/50R16225/50R16
タイヤサイズ 後225/50R16225/50R16



エンジン型式EG33EG33
排気量3318cc3318cc
吸気方式NANA
最高出力240ps(177kW)/6000rpm240ps(177kW)/6000rpm
最大トルク31.5kg・m(308.7N・m)/4800rpm31.5kg・m(308.7N・m)/4800rpm
使用燃料ハイオクハイオク
10・15モード燃費7km/L7km/L


bo/st比平均P・Sps/Lkg・m/Lkg/psprice/ps航続距離¥/1000km
Ver E0.7715m/s72.3ps/L9.5kg・m/L6.58kg/ps1.39/ps490km¥21429
Ver L0.7715m/s72.3ps/L9.5kg・m/L6.75kg/ps1.66/ps490km¥21429


この車を語らずしてスバルを語ることはできません。個人的にはBC5のレガシィよりインプレッサより愛して止まないのがアルシオーネとSVXです。アルシオーネというのはプレアデス星団の中で最も明るい星の名前でありますから、いわばスバルを、富士重工を象徴する車であったはずで、故にそんじょそこらの車とは志の高さが段違いであるはずです。何が何でも何があろうと絶対に販売面でコケる訳にはいかないのです。

アルシオーネSVXが発売された1991年というのは、もうじきバブル景気が終わるとも知らずに狂喜乱舞していた頃であり、誰もが明るい日本の将来を、世界の覇者たる日本の姿を思い描いて、今から思えば「バカじゃないの?」と思えるほどの浮かれっぷりを披露していた頃でありました。

そんな背景がありましたからアルシオーネSVXが売れないはずもなく、作れば作るだけ売れるという製造業にとっては夢のような環境の中で満を持して世の中に出たはずだったのに、だったのに、程なくバブルが弾けて空前のお荷物になってしまう悲哀に満ちた車でありました。

バブル期の車というのは相当に贅沢な作りをしていて、車に関するあらゆる部品に潤沢な資金が注ぎ込まれておりました。見えない部分は適当で良いだろう、10年持てば良いだろうというコスト管理とは無縁の丼勘定で物が作られていたのではないかと思います。メーカーは開発資金に余裕があり、ユーザーは購入資金に余裕があり、双方が湯水のように金が遣えた時代だったのでしょう。想像ですけど。

そんな時代だったからかどうか分かりませんが、アルシオーネSVXからは並々ならぬ贅沢さが感じられます。まず何よりも第一にデザインが素晴らしく、どこから見てもジウジアーロの臭いがプンプンします。パッと見はおろか初見の段階から既に「なんというジウジアーロ・・」と思わせられます。そういう名の知れたデザイナーに託されていることからしてまず贅沢です。

デザインなんて個人の好みで評価なんてあってないようなものだし、またアルシオーネSVXのデザインが世間一般的にどう評価されていたか知らないけど、一目で誰が線を引いたか分かるデザイナーこそ本物のデザイナーであることは確かだと思います。個人的にはアルシオーネSVXのデザインは好きですが、それは偏屈的スバル狂信者だったからかもしれません。

またアルシオーネSVXに搭載されているエンジンは排気量が3.3Lありまして、この水平対向6気筒エンジンは後にも先にもアルシオーネSVX専用エンジンでした。後のレガシィも3.0Lの6気筒を載せましたがアルシオーネSVXの3.3Lが載せられた様子はありません。このことからもアルシオーネSVXがいかに贅沢な車であったかが分かります。

EG33のボアはアメ車と見紛うほど大きい96.9mm、ストロークはEJ20と同じく75.0mmです。EJ20とストロークが同じということはブロックの高さも同じで、EJ20のボアを広げて2気筒増やしただけなのではないかと想像できます。「EJ20の4気筒+2気筒がEG33なのではないか」となります。

その場合、エンジンの幅は問題とならなくなり、障壁となり得るのは2気筒分だけ伸びた長さだけということになります。「これはもしかするとBC5のレガシィに載せられるのでは・・」と考えて夜も眠れなくなるのも無理からぬ話で、実際に載せてみた例はないものかと方々で聞き回ったことを思い出します。当時は今のようにインターネットが普及していなかったので、情報は自分の足で集めるか雑誌の特集を期待するかしかありませんでした。

これは今の世でも変わらないことですが、販売数が多い車ほどその車に関する情報量も多くなり、一挙手一投足に前例がある場合も多くなり、参考事例にも事欠かなくなります。雑誌で特集を組まれる頻度も多く、その内容も濃いものとなり、ユーザーの方々の満足度も急上昇します。まさに数は力なりです。

このことに当てはめて考えると、BC5のレガシィもアルシオーネSVXも販売数は少ない上に知名度はスバル狂信者のみぞ知るという程度なのですから、BC5のレガシィにEG33が載るとか載らないという以前に、「BC5のレガシィとは何ぞや?」というところから始めなければなりません。当然のようにEG33の搭載事例に巡り合えなかったのも道理なわけです。

希少車、不人気車を愛でるというのは多分にして困難が付きまとうもので〜

以下延々とBC5のレガシィ談なので割愛。


posted by ぜつゆる | 富士重工業 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。