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三菱の初代パジェロミニです。この車が出てきたときの衝撃は今でも忘れることができません。パジェロというと三菱の大きな高級車というイメージがあり、とても手の届く車ではないと思っていました。高級車たるパジェロに密かな憧れを抱いていた身としては神からの賜りもののように思われ、いつかはパジェロミニという夢を描きつつもいつしか忘れ、今日に至っていることを今さっき思い出しました。 パジェロミニには軽自動車としてはかなり贅沢な4気筒エンジンが与えられているのですが、このエンジンは1気筒あたり5バルブという信じがたいほど変態的なシリンダーヘッドを持ちます。この他で5バルブのエンジンはトヨタのトレノ、レビンに搭載された4A-Gくらいしか思い当たりません。熱心なエンジンマニアであれば、このエンジンのためだけにパジェロミニを選択する理由となることでしょう。 その変態エンジンには52ps、6.0kg・mを発生させるNAと、64ps、9.9kg・mを発生させるターボが設定され、駆動方式はFRと副変速機付きのパートタイム4WDがあり、それぞれ5MTと3ATから選ぶことができます。HighとLow切り替えの5MTだとL1→H1→L2→H2のようにして10段変速的なことができるので楽しそうです。 さて、初代パジェロミニは軽自動車の中でも旧規格に属するので、ただでさえ狭い室内がさらに狭くなっているものと思われます。元より寝られるとは思っていませんが、それでも荷室がある限りリアシートを倒したらどうなるのか確かめないわけには参りません。 画像はクルマ・ポータルサイト Goo-netより引用 ![]() まずパジェロミニの全長は3295mm、全長に対するBピラーから車体後端部までの長さの比率が32%とすると長さは1054mmです。どう頑張っても乳幼児でもない限り足を伸ばして寝られるものではないことが分かります。前席を前に出して云々というレベルでもなさそうです。 こうなると別の手段を講ずる必要があります。前席を前に出してからシートを後に倒し、その形状に合わせて荷室に台を拵えてどうにかならないだろうかなどと、現物合わせでああでもないこうでもないを繰り広げなければどうにもなりません。車中泊魂に火が点いてワクワクしてきます。 |
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